情報共有のススメ
あなたの建築プロジェクトに「情報共有」がお役に立ちます!
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Since 2008.06.10
■ご挨拶 |
現状での情報共有の手段は「紙」です。しかし、建設工事の場合、ある時点では同じ「情報」でも、工事の進捗につれ、各セクションでその「情報」は刻々と変化していきます。紙ベースの情報共有では、それらの情報を再び共有化させるために、多大な時間と費用が割かれることになります。また、それらの資料は、物理的にも、セキュリティの観点からも、保管に配慮が必要となります。 こうした状況を改善するため、国土交通省におけるCALS/ECの取組みの中でも「情報共有」が一つの大きなテーマに掲げられています。そこでは、公共事業に関する必要な情報を、事業プロセスにおいて関係者間で《電子的に相互利用》できることを目指しています。 従来のメールや紙による情報共有では、そうした情報がやり取りされるうちに、どの情報が《正しい》《最新の》ものであるのかわからなくなることがまま見られます。その結果、思ってもみない手直し工事が必要になったり、必要な時期に部材の納期が間に合わず工期がズレ込んだりといった事態が生じることがあります。 電子的な情報共有が有効に活用された場合、次のような効果が期待できるとされています。
C-CADECでは、こうした動きに合わせ、平成16年度から「情報共有」に関する検討を開始し、平成18年3月には『建築工事における受発注者間の効果的な情報共有実現のためのガイドライン』を上梓しました。 このホームページは、この『ガイドライン』をベースとして、情報共有に関する関係業界のさまざまな新しい動きや、事例紹介などをしていこうと、C-CADEC情報共有検討WGのメンバーが中心になって立ち上げ、運営しています。 このホームページで得られた情報が、ご覧の皆さんの実業務の活動に少しでもお役に立てれば幸いです。 平成20年6月 ※ このホームページに記載されている商品名や会社名には、各社の商標や登録商標が含まれています。 |