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HOME特集一覧 > START Interview|建設業で新たな道へ“START”した修了生 SPECIAL Edition 鹿児島01

建設業で新たな道へSTARTした2人の訓練生

 平成30年6月から7月にかけて鹿児島市内で行われた24日間の「建設ものづくりコース(躯体)in かごしま」。訓練に参加した9人のうち、種子島出身の松下智也さん(23歳)と市内出身の増田海さん(21歳)の前職は料理人でした。時間も不規則な仕事から意を決し建設の世界に飛び込もうと考えた2人。訓練を通して「ものづくり」の楽しさを感じることができたのでしょうか。

 鹿児島県建設技術センター(鹿児島市)を主会場とする訓練では、鳶(とび)・土工、鉄筋、型枠という構造物の主体となる部分を造る仕事の基本を座学や実習を通じて学びました。そして、現場ニーズの高い玉掛け技能講習、小型移動式クレーン技能講習、足場の組立て等特別教育、丸のこ等取扱作業従事者安全衛生教育、フォークリフト運転技能講習という5つの資格取得にもチャレンジしました。


料理人から建設業の世界へ 新たな道での活躍を夢見て

 松下さんは日本料理人、増田さんはフランス料理人。いずれも夜が遅く、不規則な仕事だったとのことですが、朝の早い建設業へと転身することに不安はなかったのでしょうか。

【松下】 以前は朝方に寝て、昼頃に起きて仕事に行くという昼夜真逆の生活でしたので、自分自身、ちゃんと朝早く起きられるだろうかと心配でした。訓練に参加し、徐々にではありますが慣れていきました。

【増田】 私も以前の勤務先では、時間も不規則で土日も休みなく働いていたので、日曜日に休め、勤務時間も安定している業界に就職したいと考えていました。訓練に参加することで、夜も早く寝るようになり正しい生活リズムになってきました。


 建設の仕事は、屋外作業が基本です。建物内での仕事だったと思いますので、環境の変化に対応するのは大変だったのではないでしょうか。

【松下】 訓練を受けて今までにない疲れを感じましたが、体を動かして取組めたので楽しかったです。足場を組んだり、型枠を建込んだり、これまで経験したことがないこともたくさんありました。

【増田】 屋外で仕事をするのは本当に大変だろうなというイメージはありました。それでも訓練を通して、造ったものが残っていくことの楽しさを実感できたのは大きかったです。


 料理の仕事もある意味「ものづくり」ですが、建設はまた違った趣(おもむき)があると思います。

【松下】 みんなでチームとなって造ったものが後々まで残っていくことは、他の仕事にはないやりがいだと思います。

【増田】 確かにそうですね。建物ができたときの達成感は格別なのでしょう。それと建設の仕事に従事することで体力もつきそうだなと感じました。


訓練参加で出会った 素晴らしい仲間たち

 訓練を見ていると、訓練生同士が本当に仲が良いのだなと感じました。

【増田】 訓練が終わった後に訓練生同士で飲みに行くこともありました。同じ境遇の仲間との会話は弾みますし、すぐ仲良くなれました。

【松下】 皆さん優しくて、訓練で行う作業でもチームワーク良く取組むことができました。


 これから飛び込む建設の世界でどんな夢がありますか。

【増田】 僕は型枠職人になりたいです。いろいろな道具を使いながら取組む男らしい仕事だと感じました。訓練のなかでさまざまな道具の名前や使い方も覚えることができました。建設の仕事を通じて、皆さんのお役に立ちたいと思っています。多くの人が集まるような学校や図書館などの現場に携わりたいです。

【松下】 地元の種子島に帰って就職することを考えていますが、今後経験を積み重ねていくなかで、どんな職人になりたいか目標を探していきたいと思います。


 この訓練に参加したいと考えている人たちに、どんなところをお勧めしたいですか。

【松下】 建設業に興味を持っている人には、ぜひ勧めたい訓練です。参加した人たちとも仲良くなれました。訓練が終わってもずっと交友を続けることができそうです。

【増田】 僕も良い仲間に出会えたことは大きかったです。講師の方から「無料で資格を取れるこんな訓練は、なかなかないよ」と言われました。建設業界に入って今後もお世話になるだろう多くの方々に会えたのも良かったです。


  • 型枠訓練に真剣に打ち込む2人


 建設業とは全く異なる分野からの転身は、勇気のいることだったと思います。それでも2人のお話からは、訓練に参加して大切な仲間に出会えた喜びが伝わってきました。これから建設業で働く第一歩となる訓練に参加したことを糧として、大いに活躍されることを期待します。

型枠基礎担当/講師の話
種子田 稔 氏(株式会社 堀之内工務店 建築工事部課長)

 技能を教えるうえで、未経験者が多いことから道具の使い方も慎重に扱うよう指導しましたが、思った以上に使いこなしているようでした。また、教えた通りに扱いながら、各自の工夫も見られたところが良かったです。現場に入るには、必要な資格がありますが、この訓練では無料で資格が取得できるので大きいと思います。訓練が修了したらぜひ、建設業界に入ってもらいたいです。

職業訓練の流れ - 24日間しっかり学ぶ

 第1回 建設ものづくりコース(躯体)inかごしま



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