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一般社団法人鹿児島県建設業協会の取組み実施事業

奄美地区建設産業新規入職者教育訓練研修

対象者(参加者)

 鹿児島県建設業協会 奄美大島支部会員企業の新規入職者等が参加しており、
 奄美大島以外の島(喜界島、徳之島)からも2名参加。
 出席予定者数23名(10社)の内、20名(10社)が出席している。

イベント内容

 本研修は3日間の日程で行われ、鹿児島県建設業協会奄美支部副支部長 畠利文氏の開校式挨拶に始まり、建設業振興基金の来賓挨拶と研修会の進め方の説明が事務局よりあり、研修初日の開校式が終了した。
 以下、開校式後の研修内容を紹介します。

<第1日目>
 開校式に引き続き、1日目は「社会人としての心構え」のテーマで午前中に(株)創造経営研究所の宇都幸雄氏が、午後は(有)カルチャー・コネクションの森比佐代氏からの講義が行われた。
 島の若者は当初は緊張していたのか、講師の話を聞いている時間帯は少し反応が薄い様子であったが、3班に分けたグループ討議の時間になると、リラックスしてきて活性化した意見交換がはかられた。また、午後の講義では言葉を使わずコミュニケーションをとり、座席の並べ替えをするといったゲームを取り込むなどで、意思疎通の難しさなどを体験し、コミュニケーションの活性化をはかる内容であった。

<第2日目>
 2日目は新技術・新工法をテーマに、午前中は(株)現場サポートの有村壮平氏より「現場でのクラウド活用について」といったICT活用の講義が、午後は(株)郷土開発の加塩博士氏より「ドローンと3次元計測セミナー」の講義が行われた。
 最後に、ドローンの操作実演も行われ、最先端の技術が身近なものとなりつつあることが実感できた。

<第3日目>
 最終日の3日目は、鹿児島県土木部監理課の新田福美氏から「公共事業について」をテーマに公共事業の役割や建設業の現状と将来についての講義を受け、引き続き南生建設(株)の上谷博久氏より建設産業の知識として「建設工事の基礎」、「各種資格、免許と職業生涯」の講義が実施された。
 午後からは「安全管理」をテーマに建設業労働災害防止協会鹿児島県支部の関秀正氏より、建設業の労働災害の現状や建設現場での安全管理についての講義がなされ、3日間の新入社員研修が終了した。
 研修終了後のアンケートによれば、一番印象に残った研修項目は「新技術・新工法」、また、今後参加したい講習としては「各種技能講習」が挙げられた。

イベント趣旨

 今回の研修は、鹿児島県建設業協会が地域連携ネットワークの取組として離島の人材育成を企画検討したもので、奄美大島での新入社員研修は初めて実施するもの。本年4月に本土(鹿児島市内)で実施した新入社員研修と同じ内容のカリキュラムを採用しているが、次年度も同地で実施するようであれば、離島特有のテーマ(例えば多能工の知識等)で人材育成のカリキュラムを検討する必要も有るかもしれない。

奄美地区建設産業新規入職者教育訓練研修

開催日:
平成28年7月14日(木)~7月16日(土)※各日9時~16時
※7/11(月)~7/13(水)の間で玉掛け講習会を実施。
 玉掛け講習会から引き続き参加している方が、13名いる。
開催場所:
鹿児島県建設業協会 奄美建設会館
主催者等:
一般社団法人鹿児島県建設業協会

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