建設マスター

 優秀施工者国土交通(建設)大臣顕彰者の通称です。建設マスター制度は、建設現場において工事施工に直接従事し、優秀な技能・技術を有する建設技能者を「優秀施工者」として国土交通(建設)大臣が顕彰することで、「ものづくり」に携わっている者の誇りと意欲を増進させ、能力と資質の向上を促進するとともに、その社会的評価・地位の確立を図り、建設業の健全な発展に資することを目的として平成4年度に創設されました。

 

 

 
 
 建設現場において工事施工に直接従事し、現役として活躍している建設技能者のうち、特に技能・技術及び人格に優れ、後進の指導・育成により「建設」の質の維持向上に貢献できる方。
 
 

 業界団体・都道府県及び地方整備(建設)局から推薦を受けた方について、学識経験者・業界関係者・行政関係者等から構成する優秀施工者国土交通大臣顕彰審査委員会において、以下の項目を主体として審査し選考をいたします。

(1)工事施工に際し、必要とされる優秀な「技」を持っているか?
(2)工事施工に際し、多大な貢献をしている「ポイントゲッター」であるか? 
(3)後進の指導育成に積極的に取り組む「先生」と言えるか? 
(4)安全・衛生面の向上に配慮する「セーフティー&クリーンマン」か? 
(5)建設現場に従事する者が模範とすべき「優れた人格」を持っているか?

 こうして顕彰された「建設マスター」の方々の功績が広く称えられ、ものづくりに携わる方々の誇りと意欲が高まることが期待されます。また、「ものづくり」の現場においてはその質を高めていくことに加えて、非熟練者への指示・指導に係わる能力を兼ね備えた「建設マスター」の役割が、今後ますます高まっております。

 
  • 令和4年10月18日 (火)
    優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)の被顕彰者487名、青年優秀施工者不動産・建設経済局長顕彰(建設ジュニアマスター)の被顕彰者106名が決定しました。
  • 令和3年10月1日 (金)
    優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)の被顕彰者483名、青年優秀施工者不動産・建設経済局長顕彰(建設ジュニアマスター)の被顕彰者116名が決定しました。
 

 

建設業においては、現場施工を担う技能労働者の果たす役割は大きく、優れた技能・技術を有する技能労働者を評価し、活用を図っていくことが重要です。
国土交通省や厚生労働省等では、優秀な技能労働者に対し顕彰制度を設けているところですが、建設技能顕彰者データベースは、これらの顕彰の受賞者を一括して検索できる統合データベースを整備し、広く一般に情報提供することにより、その評価・活用の促進を図るものです。

諸注意
  • 掲載している情報は全て受賞当時のものですので、地域、職種、会社名等は現在と異なる場合があります。
    また、掲載されていない項目もあります。
  • 現代の名工と技能グランプリは、建設業に関係する方のみ掲載しております。