建設産業におけるリカレント教育・訓練
建設産業では、他産業と比べても高齢者の割合が高く、中長期的な担い手の確保・育成が大きな課題とされています。また、建設産業の大半を占める中小・中堅建設企業においては生産性が低いことから、建設業従事者一人一人の生産性を高めていくことが求められています。
     
生産性向上を実現するためには、建設の技能や技術を効果的・継続的に学び直す「建設リカレント教育」が有効だといわれています。但し中小・中堅建設企業等が単独で行なうには限界があることから、地域や建設業団体、教育訓練機関等が連携した取組みが各地で進んでいます。
   
平成29年度、国交省では、建設リカレント教育の推進を図るため、地域等との連携や、教育訓練機関設⽴等を通し建設レカレント教育に取り組むモデル性の高い事業に対し支援を行なっています。今回選定された7事例については、こちらをご覧下さい。
   
国土交通省は、中堅人材による中小建設企業の「生産性革命」に注目。その1人ひとりのスキルを高めてもらうことで、生産性向上につなげるため、効果的・継続的に学び直す「建設リカレント教育」を推進しています。