事例02
実践訓練の動画を映像教材化 |
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(一社)利根沼田テクノアカデミー(群馬県) |
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![]() ・技能訓練校において、短期育成の実践訓練の様子を動画撮影。その映像から手本となるものを編集・加工しリカレント教育の教材として活用。 |
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登録基幹技能者を目指す若手に継続的学習の環境を整備 |
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(一社)利根沼田テクノアカデミーは、平成28年4月、群馬県沼田市に開設された短期育成型の技能訓練校である。同アカデミーの技能訓練は、まず板金、瓦と2つのコースでスタート。開校翌年度の平成29年度には大工、設備の2コースが加わり、平成30年度にはさらに左官コースも加わることが決定している。また、同アカデミーは平成29年5月、同じ沼田市内にドローン技能訓練校も開設している。 |
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実践訓練の動画を編集・加工し映像教材として活用 |
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具体的な取組みとして、(一社)利根沼田テクノアカデミーは第1期、第2期の技能訓練校修了生、ドローン技能訓練校の修了生、及び中堅の経験者を対象に、リカレント教育の実施を計画している。 |
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教育終了後も随時学べるよう、Webで映像教材を配信 |
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同アカデミーでは、映像教材を見ながらすでに習得した技能が実践で活かされているか等を検証し、訓練を進めるカリキュラムを検討している。さらにリカレント教育終了後も、受講者が引き続きいつでも映像を視聴し、学習できる環境を提供したいと計画しており、具体的には、受講者誰もが、スマートフォンやタブレットでもアクセス可能なWebアプリケーションを使い、映像教材の動画を配信するシステムの整備を進めている。これにより、現場に行く前のわずかな時間や休憩時間でも、繰り返し動画を確認できるようになり、職人に日頃から、「何度でも見て覚える」学習習慣が根付くことが期待される。 |
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