コードの概要
建設資機材コードは、「CI-NET資機材コード」と同様な考えに基づき、資機材等の対象範囲を拡張するべく、平成12年度に国土交通省から委託を受けて開発されたものです。「CI-NET標準ビジネスプロトコル」にはまだ登録されるには至っておりませんが、鋭意、登録に向けた検討が行われています。
平成14年5月現在、下記のコードが検討されています。
(資機材コード) | (工事費コード) |
■共通資材 ■土木資材 ■建築資材 ■建設機械・工具 ■公害防止・環境保全・用度資材 ■各種料金 |
■土木工事費 ■建築工事費 |
コードの基本構造
コードの基本構造は、下記の通りです。このうち、資機材コードについては、「CI-NET建設資機材コード」と同じ構造になっています。
■資機材コード(共通資材〜各種料金)の基本構造
資機材等の分類項目 | セパレーター | スペック | |||||
分 野 | 大分類 | 中分類 | 小分類 | 細分類 | |||
Byte数 | 2 | 2 | 3 | 4 | 3 | 1 | 最大25 |
備 考 | 固定長 | "&" | 可変長 |
※詳細につていは、「CI-NET標準ビジネスプロトコル」を参照下さい。
■工事費コード(土木工事費、建築工事費)の基本構造
資機材等の分類項目 | セパレーター | スペック | ||||||||
分 野 | 大分類 | 中分類 | 小分類 | 細分類1 | 細分類2 | 細分類3 | 細分類4 | |||
Byte数 | 2 | 2 | 3 | 4 | 3 | 2 | 2 | 2 | 1 | 最大25 |
備 考 | 固定長 | "&" | 可変長 |
【 注 意 】
ダウンロード頂くコードファイルでは、「資機材コード」と「工事費コード」を共通的に扱うため、
一つの資機材に対するコードを下記のようなデータの並びで示しています。
(1レコード内のデータ項目の並びが下記の通りとなります。)
分 野 | 大分類 | 中分類 | 小分類 | 細分類1 | 細分類2 | 細分類3 | 細分類4 | スペック 単位1 |
コード1 | スペック 単位2 |
コード2 |
(1) スペック単位について
「スペック単位」はスペックの表記方法を示す。表記方法が1通りの場合は
「スペック単位1」を利用し、複数ある場合は「スペック単位1」、「スペック単位2」を用いる。
(スペック単位を記述しない場合は、「スペック単位1」、「スペック単位2」ともに空欄になる。)
(2) 細分類について
細分類を設定する場合、通常は「細分類1」を用いる。(この場合、「細分類2」〜「細分類4」は空欄となる。)
工事費コードのうち、細分類を複数必要とする場合についてのみ、「細分類2」〜「細分類4」を利用する。
(3) コードについて
「分野」〜「細分類4」、または「スペック単位1」で表現されるコードを「コード1」に記述する。
「スペック単位2」がある場合、それに対応するコードを「コード2」に記述する。