建設マスターの職種紹介


   
  潜函工とは
 橋を架けるときの土台(川底や海底など)、地下水が多く地盤が悪いところに、ビルを建てたり、地下鉄のトンネルを造る現場で働いています。このような場所で橋やビルを普通に建てると傾いたり、壊れたりしてしまいます。そうならないよう鋼鉄や鉄筋コンクリート製の大きな箱を造り、地下深くに沈めて埋め、丈夫な土台にしますが、潜水と同じ高い気圧の地下での仕事もできる専門の職人さん「潜函工」が活躍しています。

このマスターはここがすごい!!
建設マスターは深さ30m〜40mの地面の中を掘り進めて行っても、決められた位置に数センチの範囲で正確に巨大な箱を埋める腕前を持っています。ずれてしまうと橋や建物が建てられません。例えば、レインボーブリッジ(東京湾)の足の下には、長さ70m×横45m×高さ51mという大きな小学校一校分の箱が埋め込まれています。