切断穿孔工事は、道路、建物の関連工事が主で、建設業界の近代化が進む中、振動・騒音・粉塵などに対する公害意識の高揚や法的規制の強化により、その低減方法の一つとして期待されている工法です。
石材やコンクリート、アスファルトなどの切断穿孔には、工種により使用機械・工具の形状は違いますが、必ずダイヤモンド工具が使用されています。その理由として、従来のハツリ工法で発生する振動・騒音・粉塵をダイヤモンド工具と冷却水の使用で低減させるだけでなく、工期の短縮にもなり、現在多くの工事に採用されています。
これらの工種を専門に施工するオペレーターを「切断穿孔工」といい、現在約9割を「コンクリートカッター工法」「コアドリル工法」「ウォールソー工法」「ワイヤーソー工法」の代表4工法が占めています。 |