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事業承継の現状

~建設業就業者、とりわけ技能者が減少している~

 建設業就業者は平成9年がピークで685万人でしたが、平成30年は503万人まで減少。建設技能者についても平成9年のピーク(455万人)と比べて、平成30年は328万人まで減少。担い手不足が深刻化しています。

後継者問題を課題としている建設企業の割合は増加
~小規模な建設企業ほど後継者が不足している~

 工事量や利益率等は改善傾向がみられる一方で、人手不足や後継者問題を課題としている建設企業の割合は高まっています。とりわけ小規模になればなるほど後継者問題を課題としている建設企業の割合が高くなっています。

建設企業の休廃業・解散件数は横ばい傾向
~後継者不足等により休廃業を余儀なくされている~

 倒産件数は年々減少しているにもかかわらず、休廃業を余儀なくされる建設企業は横ばい傾向にあることから、経営者の高齢化や後継者不足等により事業を継続できていないことがうかがえます。

中小企業の経営者の年齢は急速に高齢化
~しかし、後継者へのバトンタッチには時間がかかる~

 中小企業の経営者の年齢は、大幅に高齢化が進行しています。(経営者年齢のピークは、1995年時点の50~54歳から2015年時点の65~69歳まで上昇)また、事業承継については、後継者の選定を始めてから了承を得るまでに3年以上を要した企業が約4割を占めています

事業承継に向けた早期・計画的な取組が重要です!
~親族内承継、従業員承継、M&Aなどいろいろなパターンがあります~

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