職人が働きやすい環境に
新事業に携わる責任
私の仕事
建設工事の品質確保及び継続教育の「見える化」
国家試験である「建築/電気工事施工管理技術検定」の実施運営及び「建築・設備施工管理CPD制度」の運営を担当しています。建設工事に従事する技術者の技術向上を図ることを目的として、国土交通大臣から指定試験機関の指定を受け、本財団は「建築/電気工事施工管理技術検定」を実施しています。当試験の管轄官庁である国土交通省と連携しながら試験実施から合格発表までの実施報告に係る業務が主な担当業務となります。
また、施工管理技士等の技術者が、必要な能力の開発に資する活動を継続的に行い、知識および技術の向上を図ることを目的とする「建築・設備施工管理CPD制度」の運営業務では、主に会員が利用するシステムの運用等を担当しています。システムの開発会社と協力しながら、システム自体の利便性向上へ向けた改修等を企画・実施しております。
職場の雰囲気
採用選考の途中で気づいた、自分らしくいられる場所
上司や先輩との距離が近く、フラットな関係を築ける職場だと思います。説明会では、「財団=堅苦しい」というイメージ通りの印象を受けましたが、選考途中でそのイメージが変わりました。面接中はとても和やかな雰囲気で、面接官も気さくに話しかけてくれました。そのため、緊張することなく自分らしさをアピールすることができたと思います。入社後も面接で感じた和やかな雰囲気は変わりません。試用期間中の仮配属も含め、3つの部署を経験していますが、どの部署も上司や先輩との距離感が近いと感じます。業務外においても誘われたら断れないという雰囲気はなく、自分らしくいられる心地の良い職場環境だと思います。
ここが自慢
毎日が初めての繰り返し
多くの人と関わりながら、国の政策の1つである大きな事業に携わることができます。まさか若手職員のうちから新事業に携われるなんて思っていませんでした。初めてのことで壁にぶつかりながらも前に進んでいかなければならないというのは大変ですが、より良いものを作りたいというモチベ―ションにつながります。また、財団は閉鎖的なイメージがありましたが、現在の部署では国やゼネコン、委託先の業者、利用者など様々な立場の人と関わることができます。打ち合わせでは専門用語が飛び交い、勉強の毎日です。
必見ポイント
ジョギング部を設立!
他部署との交流で組織の新たな発見
本財団には7つのクラブがあり(ゴルフクラブ、フィッシングクラブ、自転車部、フットサルクラブ、スキースノーボードクラブ、写真部、ジョギング部)、福利厚生の一環として活動費の一部が助成されます。メンバーを集めて新しいクラブを作ることもでき、私はジョギング部を立ち上げました。「隣の部署がどんな仕事をしているのか分からない」というのは事業領域が多岐にわたっている本財団ではよくあることです。普段の業務では、中々話す機会がない人ともクラブ活動を通して親睦が深まり、組織の新たな魅力を発見できます。
前の部署と比べて
流動的な業務から細心の注意が必要な業務へ
以前は、「建設キャリアアップシステム事業本部」にて、システムの運用担当をしておりました。建設キャリアアップシステムは、2019年4月から本格運用を開始した建設業界を横断した新しいプロジェクトでありました。そのため、国土交通省等の関係省庁、建設業関係団体と協力しながら、日々課題解決のために決められていない、流動的な業務にあたっておりました。一方、国家試験の実施運営や継続学習制度の運営をしている現在の部署では、公正・適正な実施運営のために決められたことを細心の注意をもって業務にあたっております。どちらの業務も結果の的確性が求められることは当然ですが、その結果に至るまでのプロセスが大きく違うということを感じております。
※2023年現在のものです