相談しやすい環境
事業内容の幅広さも魅力
私の仕事
受験生から実施側へ
私は建設業経理士という資格の運営を担当しています。資格の運営と一口に言っても、申込者への対応や願書等の校正、会場で使用する物品の手配、協力会社との調整など幅広い業務に携わります。
私は過去にこの資格を受験したことがあります。ですので、現在は当時のことを思い出しながら、受験生ならどう受け止めるかを常に考えて試験の運営・改善にあたるようにしています。
受験生の立場を経験した人は多いと思いますが、試験の運営側を経験する機会はなかなかできないと思います。運営側はこんなことを考えながら準備をしているのか!という発見もあり、面白い仕事です。
職場の雰囲気
困った時は先輩や上司にすぐ相談!
財団は堅苦しいイメージがありましたが、実際は窮屈な感じもなく自然体でいられる職場です。部内では、役職や年齢に関係なく普段から会話が多いため、仕事の相談もしやすいです。どのような仕事においてもミスがあってはいけませんが、検定試験業務においては間違いがないよう特に注意する必要があります。ミスの防止や万が一問題が発生しても適切な早期対応を行える体制は、部内で普段から密にコミュニケーションを図ることで築かれると思います。私はここ以外の会社を知りませんが、こんなにも職員の話に耳を傾けてくれて、真摯に相談にのってくれる職場は他には無いのではないかと思います。
ここが自慢
他部署にも心強い相談相手
部署の枠を越え、多くの職員と交流できる機会が沢山あります。部署によって業務内容が全く異なるため、業務上で他部署の職員と話す機会は限られています。しかし、全社的に行う歓送迎会(年に3回程度)や親交会(年に1度の社内イベントで食事会もしくは旅行会を開催)では、他部署の先輩職員と話すことができ、一見すると何気ない会話でも、私にとってはすべてが新鮮で勉強になります。また、先輩に話しかけるというのは緊張してしまいがちですが、業務以外で話したことがあるといろいろな面で相談がしやすくなります。他部署にも相談できる先輩がいるというのはとても心強いです。
必見ポイント
1社とは思えない業務領域の広さ
入社前から業務領域の幅広さが本財団の特長だと思っていました。実際に入社して感じたのは、隣り合う部署であっても取り扱っている事業内容が全く異なるということです。例えば、電話対応1つをとっても相手先が全く異なり、事業の多様性や部署の専門性を感じます。
また、この会社は転勤がなく、生活拠点を変えずに様々な経験ができるというのも魅力の1つです。
移動のたびに全く違う仕事を覚えるのは大変だな・・・と感じる方もいるかもしれませんが、この会社の業務はすべて事務系になるので、基本的に求められる能力に差はありません。また、業務知識についても、全社員が1つの建物にいるのでフォローもあり安心できます。
前の部署と比べて
業務は違っても経験は活かせる
以前いた部署では、「出来高融資制度」という、建設会社に特化した融資制度を日本全国で周知する仕事をしていました。この業務では訪問先へのアポイントから訪問ルートまですべて自分で管理するため、自己管理能力が身につきました。
一方で、現在の部署では、予め設定された作業日程に従い日々の業務を進めます。また、受験生の皆様に公平な受験をしていただくため、業務上のミスは未然に防がなくてはなりません。前の部署のように自分自身で予定を組む必要はなくなりましたが、余裕をもって業務を進められるよう、自分の中での締め切りを前倒しで設定して業務にあたるようにしています。
※2024年現在のものです
ある日のスケジュール
メールチェックや部内職員のスケジュールをチェックし、1日の業務の優先順位を決めます。
試験業務は、時期によって1日のスケジュールが大きく異なるため、今回は試験直前の1日の様子をご紹介します。
試験会場で使う物品のリスト、送付先に関する資料を作成します。作成にあたっては各試験会場の協力先から頂いた情報をもとにするため、不明点などがあれば、随時担当者に確認を取りながら作業を進めます。
月に一度、定例の部内会議があります。ここでは、各担当業務の進捗状況を共有したり、意見が欲しい案件についての相談を求めたりします。部内全員に直接情報共有ができる場のため、他者の意見が欲しいとき等は有効に活用しています。
会社の近くで昼食をとります。最近はサラダビュッフェのあるお店にはまっています。
基金では建設業に関する専門誌をとっており、本財団と関連性の高い記事は社内の掲示板で共有されます。建設業の関係団体と仕事をする機会は多いため、しっかりと情報収集します。
試験当日に試験監督などが使用するマニュアルの校正をします。校正の際には、ミスやリスクをどうしたら減らせるかを考えて内容を見直していきます。また、文章を作る際は、誰が読んでも理解できるものを心がけます。
次期の試験スケジュールを検討します。一口にスケジュールといっても、申込準備から試験後の合格発表まで、半年以上の行程を検討するので考えることは多いです。各協力機関と随時調整をしながら作業日程を決めていきます。
会計や他の試験に関する最新情報を、インターネット等を活用して収集します。