一般財団法人 建設業振興基金 Recruitment

インタビュー
interview

仕事を知る・人を知る

試験研修本部
担当業務:受検資格審査

学生時代の専攻:文系(法学)
2017年入社

「建設業のために」
ここでならできると思った

私の仕事
受験生からの「ありがとう」に励まされて

私は、国家試験である「建築施工管理技術検定」「電気工事施工管理技術検定」の申込みから受検資格の審査、試験実施を経て、合格発表までに関わる業務を担当しています。検定試験に合格すると付与される「施工管理技士」という国家資格は、工事現場における技術者になるための資格要件の一つとして位置づけられています。検定試験業務というと、試験当日の運営業務に目がいきがちですが、実際は試験日までの準備が大半です。本試験では1級2級併せて年に3回実施しているので、毎月異なる業務が発生します。どのプロセスにおいても間違いがあってはいけませんが、受検資格の審査は特に正確さが求められ、検定試験がこんなにも地道な裏方仕事で支えられていることに驚きました。受験生からの問い合わせに対応し、感謝の言葉をいただくと「建設業で働く人に微力ながら貢献できているのかな」と感じます。

試験研究本部 担当業務:受検資格審査
職場の雰囲気
壁を感じさせない社風

役員や管理職とも壁を感じさせない社風です。業務上では自分の意見も言いやすく、若手に仕事を任せてみようという空気があります。また、業務以外の面では、「お休みはとれている?」など上司や先輩が普段から気にかけてくれますので、有給休暇も取りやすいです。今年は福利厚生の1つである「旅行助成金制度」を利用し、旅行に出かけました。この制度はプライベートで旅行に行った際に宿泊費の半額が助成されるもので、多くの職員が利用しています。

試験研究本部 担当業務:受検資格審査
ここが自慢
建設業界で働く人の役に立てる仕事

「誰かの役に立ちたい」という思いで働ける職場です。私は、学生時代に仙台で東日本大震災を経験し、建設業の方々が昼夜問わず復旧活動する姿を間近で見ていました。そのため、本財団の会社説明会で長時間労働や若年労働者不足などの建設業の厳しい現状を知り、「建設業のために」という思いがより一層強くなりました。入社した今では、建設業界で働く人からの言葉がやりがいであり、モチベーションにもつながっています。

必見ポイント
活躍する女性職員の姿

各部署で活躍する女性職員も本財団の魅力だと思います。新入職員の時に指導を担当してくださったのも女性の先輩職員でした。右も左も分からない私に、優しく丁寧な指導をしていただきました。現在は異動し別々の部署に所属していますが、今でも憧れの存在であり、自分が後輩指導をするときの目標でもあります。また、課長や課長代理といった女性管理職が活躍する姿は自分自身のキャリアを考えていくうえでモデルにしたいと思える心強い存在です。

試験研究本部 担当業務:受検資格審査

※2020年現在のものです

ある日のスケジュール

9:00

問い合わせ対応

受験生からの問い合わせに対して、一人一人丁寧なヒアリングをして回答をします。

10:00

書類チェック

審査担当者からの質問に対応します。申込書類のチェックは担当者と協議しながら進めていきます。

12:00

昼休憩

喫茶店に入って好きな飲み物を注文。午後からの業務に備えて気分リフレッシュ。

13:00

打ち合わせ

国家試験の実施にあたり、月ごとのスケジュールを再確認。「締め日」は必ず守らなければならない中で、懸案事項のすり合わせや、システム改修要望について委託会社と打ち合わせをします。

15:00

資料作成

試験申込者数や合格者数について、各項目ごとに集計した資料を作成・報告。

16:00

校正作業

試験実施の際使われる受検票や座席表の校正作業をします。

17:00

受検申請者への対応

受検申請に際して、不足書類・不備があった方への通知文作成。